2017年10月7, 8日に開催されたイベントMATH POWEでは来場者参加型耐久企画「巨大合体ナンプレに挑戦」がありました。
こちらは、通常のナンプレを個合体させた「巨大合体ナンプレ」で、総ヒント数、総マス数でした。この巨大ナンプレのPDFを公式ホームページからダウンロードすることができます。
このイベントのニコニコ生放送は巨大合体ナンプレ完成とともに終了し、私は会場にいましたが大変感動しました。整数好きとして、を記憶に留めておこうと思います。
素因数分解はそれぞれ
です。といえばPerrin擬素数を思い出しますが、といえばEulerがなくなった年が1783年です。
ところで、このブログではまだ社交数について書いたことがありませんでした。数論的関数をと定義します(は約数総和関数)。を繰り返し適用して、
と周期でもとに戻るような自然数のペアを考察します。のときが完全数で、のときが友愛数です。そして、のときに社交数といいます。
1918年にPouletによって初めて社交数が発見されました。彼が発見したのは次の二つです(と)。
周期5の社交数
周期28の社交数
何故突然社交数の話をしたかというと、Pouletによる周期の例の数の素因数分解
に現れる最大の素数がだからです(笑)。Pouletの社交数ののをに変えると巨大合体ナンプレの総マス数になるというわけです。