三つの平方数の平均値
Brocard-Ramanujan方程式
の解は三つと強く予想されており、その三つの平方数はでした。
実はこの三つの平方数の平均がRamanujanのタクシー数になることは記憶に値します。
ピアノの話
実家のアップライトピアノは甥っ子に譲るとのことですが、ここ数年は一切弾いておりませんでした。数日前、懐かしくなって何曲か弾いてみたのですが、その中から好きな曲を二曲紹介します。どちらも『ピアノ名曲110選 GRADE A 』(ドレミ楽譜出版社)収録曲です。
ヘンデルのラルゴ
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野ばらに寄せて Edward Alexander MacDowell作曲
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少年のときは例えばGRADE Cに収録されているような難しめのが好きだったのですが、難易度と曲の素晴らしさには別に関係がなく、今思うとGRADE Aに収録されている曲達もかなりの名曲揃いです。
最近読んだ本
藤田博司先生の最近出版された本『「集合と位相」をなぜ学ぶのか』(技術評論社)を読了しました。集合と位相が現代数学の共通語となるに至った歴史的経緯が書かれていますが、数式メインで記述されており、大部分の命題には証明も付いています。一方で、序文で明言されているように「集合と位相」の教科書ではありません。このようなスタイルの書籍が増えればいいなと思います。初めて知った歴史も多く、非常に面白かったです。p.171でボレル(1871-1856)となっていますが、-1956の誤植に気づきました(第1刷)。
*1:何度か行ったことがあります。 integers.hatenablog.com