調和級数が発散することの証明は16843:ウォルステンホルム素数、調和数、調和級数、オイラーの定数 - INTEGERSに書いていますし、マスオさんも三通り紹介されています:
今回紹介する次の証明はLeonard Gillmanによります:
を使った証明
とすると
なので、
となって、が単調増大列であることがわかる。一方、
であるから、単調収束定理よりが存在して、
がわかった。もし、が収束して
であったとすると、
となって矛盾する。 Q.E.D.
ちなみに、です(cf. log 2 - INTEGERS)。
*1:ではなく
しか言えないのでは?と気になるかもしれませんが、例えば二つ目以降だけで
としてから
を引けばちゃんと
が言えます。