2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
高校数学の美しい物語さんの記事mathtrain.jpを初めて見たとき、一つだけ知らない定理がありました。それがZsigmondyの定理です:Zsigmondyの定理 を互いに素な自然数とし、を以上の整数とする。このとき、およびかつがの冪であるという例外ケースを除いて、…
は素数ですが、昨夜面白い性質があることに気づきました。 の場合 にをかけます。 この数に一番近い整数は素数です。このような性質をもつ以下の素数(に一番近い整数が素数となるような素数)は です 。このような幸運な年は私が生まれてからだと年が初めてで…
代数学の基本定理のコーシーの積分定理を直接的に使った証明の紹介。
私が小説『算法少女』(遠藤寛子著ちくま学芸文庫*1)を始めて読んだのは大学生のときだったと思います。実在する和算書『算法少女』(1775)を題材にした千葉あき主人公の物語*2。それ以来『算法少女』のファンなのですが、アニメーション映画化されるとは知…
素数定理を伝道してきた話を書きます。 時間がないので、もうしばらくお待ちください。
これは素数大富豪Advent Calendar 2016 www.adventar.orgの22日目の記事です。昨日はみうら君の記事でした: togetter.comいいですねえ。私も好きです。私の好きなの性質としては「唯一のジェノッキ素数である」があります: integers.hatenablog.com 公式ル…
この記事は日曜数学アドベントカレンダーの17番目の記事です。http://www.adventar.org/calendars/1777www.adventar.org昨日の記事はToshiki Takahashiさんのリープグラフと複素確率 | Advent Calendar 2016 | DIY Mathematics |でした。 今日は、キグロさん…
時間的余裕がない*1。なお、という素因数分解はと導出できるというのが好きです。 *1:日曜数学アドベントカレンダーへ寄稿予定の内容があるのですが今どうしても書けません。申し訳ございません。書け次第ご報告致します。
せきゅーんによる素数大富豪考案の回顧録。
以下のサイトに発見されている巨大素数のトップ10が掲載されています:https://primes.utm.edu/largest.html第1位のは今年の1月に発見が宣言されたもので記事にしました:integers.hatenablog.com実は先日新しい巨大素数が発見されたらしいのです!第7位を…
関-Bernoulli数は第二種Stirling数を用いて表すことができます。関-Bernoulli数については関-ベルヌーイ数 - INTEGERSを、第二種Stirling数についてはBell数の母関数表示と第二種Stirling数 - INTEGERSを参照してください。関-Bernoulli数は一つ目の記事で紹…
最小の非正則素数について短い記事を書こうと思います。関-ベルヌーイ数については関-ベルヌーイ数 - INTEGERSを参照して下さい。番目の関-Bernoulli数を既約分数表示した際の分子をで表し、若干の数値例()を上記記事に掲載しました。の素因数分解において、…
皆さんこんばんは。「好きな英単語と言えばclassic(意:最高級の)とprime(意:最も重要な)」でおなじみのせきゅーんです。これは伝道師になろうアドベントカレンダーの三日目の記事です。www.adventar.org昨日の記事は綾塚さんによるY.AYA's Garden - SF読書…