はとても面白い性質をもった数です。
4桁の数に対して、次のような操作を行います:
カプレカルーチン
その数の各桁を入れ替えてできる数のうち、(最大の数)-(最小の数)を計算する。この操作を繰り返す。
その数の各桁を入れ替えてできる数のうち、(最大の数)-(最小の数)を計算する。この操作を繰り返す。
例えば、に対してカプレカルーチンを行うと
となります。になると、以降はずっとになることがわかります。実は驚くべきことに次が成り立ちます:
を除く任意の四桁の数はカプレカルーティンによって必ずに到達する。
この著しい性質から、はカプレカ(Kaprekar)定数と呼ばれています。是非、上記事実が正しいことを確認してみてください。