とは連続するFibonacci数だ。
これらを並べてできるという整数のことを考えてみよう。
素因数分解はだ。くっつけたは素数。
はで挟むと素数になる。
をで挟んでも素数だ。
素因数のはの最初の三桁に並んでいるが、の乗を計算してみると
の最初の三桁にが現れている。
との間に必ず素数があるというのがBertrandの仮説であった。
一方、との間に必ず素数があると言えるかは未解決の難問である(Legendre予想)。
実は、との間には素数が
の個あるが、との間にも素数が
の個ある。
ちなみに、との間にある素数の最小値と最大値の平均は
である。